たいようブログ

時間とともに回復していくのが自然な姿

暑い日が続いていますが、みなさん、7月を満喫していますか?

「暑すぎて、冷房の効いた部屋で静かに過ごしてます…」という方も多いかもしれませんね。
確かに、熱中症対策としては正解です。ですが、実は冷房による“冷え”が、身体にとって大きな負担になっていることもあるんです。

知らないうちに身体が冷えて、動きにくくなったり、筋肉がこわばってケガにつながることもあります。

長時間、冷房の効いた部屋にいる方は、ちょっと暑くても外に出て軽く汗をかいてみたり、湯船につかってしっかり身体を温めたりすることを意識してみてくださいね。

さて、今日のテーマは「時間が薬」。

患者さんとの会話の中でも、「日にち薬」とか「時間が薬ですよね」といった言葉がよく出てきます。

治療家が「時間が薬」と言うと、初めて聞く方の中には「え?それって治療する側の言葉なの?」と思うかもしれません。でも、これは実はとても本質的な言葉なんです。

私たちの身体は、本来「治ろうとする力=自然治癒力」を備えています。
切り傷がふさがるのも、風邪が自然に治るのも、この力のおかげ。

つまり、身体というのは、時間とともに自然と回復していくのが本来の姿なんです。

ところが現実には、なかなか良くならない不調や、慢性的な痛みに悩まされている方がたくさんいます。
「もう何年も腰が痛い」
「肩こりがひどくて頭まで痛くなる」
「休んでも疲れが取れない」
…そんな声をよく耳にします。

これは、「時間が薬」という自然の回復サイクルがうまく働いていない状態です。

では、なぜ自然治癒力がうまく働かなくなってしまうのでしょうか?

それには、いくつかの要因があります。
・回復力の低下(疲労の蓄積)
・筋肉の緊張
・姿勢のゆがみ
・血流の悪化
・運動不足による機能低下

さらに、「本当は身体を休めた方がいい」とわかっていながら、仕事や家事を優先してしまい、身体の声を無視してがんばりすぎてしまうことも。

そうなると、回復 < 疲労 の状態になり、時間が経っても治らない。
つまり、「自力で治す力」が働かない身体になってしまっているということなんです。

だからこそ、自分の力で回復できる身体に戻していくためのサポートが必要になります。

そこで、私たち「たいよう」の出番です。

当院では、筋肉・関節・神経・血流・姿勢など、自然治癒力を妨げている要素を丁寧に整えながら、
あなた自身が持つ「治る力」を最大限に引き出すサポートを行っています。

治る力=自然治癒力を高めることで、今までなかなか改善しなかった不調も、時間を味方につけながら少しずつ良くなっていくのです。

たいようの治療は、「あなた自身の回復力で治せる身体をつくること」を目的としています。

たいようの治療 + 自然治癒力 + 時間という薬
この3つが合わさることで、身体は本来の力を取り戻し、最高の状態を目指すことができます。

もちろん、そのためにはセルフケアもとても大切になります。
治療と生活習慣、どちらも大事にしていきましょう。

「なかなか治らない…」「ずっと同じ痛みを抱えている…」
そんな時こそ、私たちの治療をきっかけに、一緒に“治る力”を取り戻していきましょう。

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