たいようブログ

疲労の正体は「体幹の硬さ」に現れる〜胸椎・胸骨・お腹と自律神経の関係〜

「しっかり寝たのに疲れが取れない」
「身体が重い」
「なんとなく回復しない」

このような状態は、単なる筋肉の疲労ではなく、
体幹と自律神経の疲労が関係している可能性があります。

特に重要なのが

  • 胸椎(背骨の胸の部分)
  • 胸骨(胸の中央の骨)
  • お腹(へその上)

この3つの部位です。


胸椎は「自律神経の出口」

胸椎は、背骨の中央にある部分で、
自律神経、特に交感神経の多くがここから出ています。

交感神経とは、
身体を活動モードにする神経です。

・仕事中
・集中しているとき
・ストレスを感じているとき

に活発に働きます。

しかし、疲労やストレスが続くと、
この胸椎周囲が固まり、背骨の動きが悪くなります。

すると、

・体幹のしなやかさが低下する
・肩甲骨の動きが悪くなる
・姿勢が崩れる
・呼吸が浅くなる

といった変化が起こります。

これは、身体の回復力の低下につながります。


胸骨は「自律神経のスイッチ」に関わる場所

胸骨は、胸の中央にある骨で、
肋骨と連結し、胸郭の中心となる重要な場所です。

胸骨の奥には、自律神経が集中しています。

自律神経が疲労すると、
この胸骨周囲が固まり、

・呼吸が浅くなる
・胸が開きにくくなる
・回復モードに入りにくくなる

という状態になります。

呼吸が浅い状態では、
副交感神経(回復モード)が働きにくくなり、

疲労が回復しにくい身体になります。


お腹の硬さは「内臓疲労」と「自律神経疲労」のサイン

へその上には、

  • 腹腔神経節
  • 上腸間膜神経節
  • 下腸間膜神経節

といった、自律神経の重要な中継地点があります。

ここは、内臓の働きをコントロールしている場所です。

疲労やストレスが蓄積すると、
この部分の血流が低下し、お腹が固くなります。

その結果、

・胃のもたれ
・消化不良
・食欲低下
・便秘
・疲労感が抜けない

などの症状が現れます。

お腹の硬さは、
内臓と自律神経の疲労のサインなのです。


疲労が蓄積すると、回復モードに切り替わらなくなる

自律神経には、

交感神経(活動モード)
副交感神経(回復モード)

があります。

本来は、

活動 → 回復
活動 → 回復

と切り替わることで、身体は回復します。

しかし疲労が蓄積すると、

交感神経が働きっぱなしになり、

・眠れない
・疲れが取れない
・常に緊張している
・回復しない

という状態になります。

このとき身体では、

・胸椎
・胸骨
・お腹

が固まっています。

つまり、

体幹の硬さ=回復力の低下

なのです。


回復力が高い身体は、体幹がしなやか

回復力が高い身体は、

・胸椎が動く
・胸骨が柔らかい
・お腹が柔らかい

という特徴があります。

この状態では、

・呼吸が深くなる
・血流が良くなる
・自律神経が整う
・回復モードに切り替わりやすい

ため、疲労が自然に回復していきます。


疲労回復の本質は「体幹を整えること」

疲労を回復するために、

・寝る
・休む
・栄養をとる

ことも大切ですが、

それ以上に重要なのが、

回復できる身体の状態をつくることです。

その中心となるのが、体幹です。

体幹が整うことで、

・自律神経が整う
・呼吸が整う
・血流が整う
・内臓が整う

そして、

自然治癒力が働きやすい状態になります。


たいようの治療は「回復できる身体」を整えること

たいようでは、身体全体のバランスから体の不調を取り除く

全身調整も行っています。

この施術では、痛みを取るだけでなく、

胸椎・胸骨・お腹などの体幹を整え、

自律神経が正常に働く状態をつくったりもします。

それにより、

疲労が回復しやすい身体
不調が起きにくい身体
自然に整う身体

をつくっていきます。

疲労は、単なる疲れではなく、
身体からの大切なサインです。

体幹を整え、
回復できる身体を取り戻していきましょう。

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