究極の転倒予防・寝たきり予防とは何か?
それは特別なトレーニングではありません。
床から立ち上がること
床に座ること
このシンプルな動作です。
可能であれば、
・何も持たず
・手で支えず
・膝をつかず
この動作を行う。
たったこれだけで、身体の多くの機能を維持・向上させることができます。
今回は、「身体を整える」というテーマのもと、究極の健康予防体操として、この動作の重要性をお伝えしていきます。
一緒に学び、身体を整え、健康と幸福を高めていきましょう。
なぜ、椅子生活がよくないのか?
現代の私たちは、1日のほとんどを椅子で過ごしています。
・仕事
・食事
・車の運転
・テレビを見る時間
ほとんどが椅子です。
椅子は便利ですが、同時に身体の機能を低下させる原因にもなります。
椅子に座る姿勢では、
・股関節が固定される
・筋肉の活動が減る
・血流が低下する
・関節の可動域が減少する
特に問題になるのが、股関節です。
股関節は、身体の安定性と動きの中心です。
しかし椅子に長時間座ることで、
・股関節が硬くなる
・体幹が弱くなる
・バランス能力が低下する
結果として、
・転びやすくなる
・立ち上がりにくくなる
・歩行能力が低下する
そして、転倒 → 骨折 → 寝たきり
という流れにつながってしまいます。
私たちの体は、床に座るように作られている
本来、人間の体は椅子ではなく、床で生活することを前提に作られています。
世界を見ても、
・しゃがむ
・あぐらをかく
・床に座る
こうした生活をしている文化では、股関節の問題や関節障害が少ないことが分かっています。
子どもを見てみるとよく分かります。
子どもは、
・床に座り
・立ち上がり
・しゃがみ
・また立つ
この動作を1日に何十回も繰り返しています。
この自然な動きこそが、
・股関節
・体幹
・バランス能力
を発達させているのです。
しかし大人になるにつれて、椅子中心の生活となり、この能力を使わなくなります。
使わない能力は、衰えていきます。
つまり、床から立つ能力の低下 = 身体機能の低下なのです。
チェックしてみよう「床から立つ能力」
とても簡単なチェックがあります。
床にあぐらで座り、
そこから
・手を使わず
・膝をつかず
・支えを使わず
立ち上がってみてください。
この動作で分かることは非常に多くあります。
この動作には、
・股関節の柔軟性
・脚の筋力
・体幹の安定性
・バランス能力
・身体の協調性
すべてが必要です。
もし、
・手を使わないと立てない
・膝をついてしまう
・バランスを崩す
のであれば、
身体機能が低下しているサインです。
しかし心配はいりません。
この動作は、練習することで確実に改善します。
そして、この動作を繰り返すこと自体が、最高の健康体操になります。
床に座ると体が整う理由
床に座ることには、多くのメリットがあります。
股関節が整う
あぐら、正座、しゃがむ動作は、股関節の可動域を自然に広げます。
股関節が整うことで、
・歩きやすくなる
・腰の負担が減る
・膝の負担が減る
結果として、痛みの予防につながります。
体幹が強くなる
床から立ち上がる動作では、体幹の筋肉が必ず働きます。
これは、
・バランス能力
・転倒予防
に直結します。
全身の連動性が回復する
床から立つ動作は、全身を連動させる必要があります。
・脚
・体幹
・股関節
・バランス
すべてが統合されます。
これは「動ける身体」の基本です。
血流が改善する
床で姿勢を変えながら座ることで、筋肉が動き、血流が改善します。
これにより、
・疲労回復
・冷えの改善
・回復力の向上
につながります。
心がけたい動きと習慣
今日からできることは、とてもシンプルです。
①床に座る時間を増やす
・テレビを見るとき
・ストレッチするとき
・スマホを見るとき
床に座ってみましょう。
あぐら、正座、長座など、姿勢を変えることが大切です。
②1日数回、床から立つ
意識的に、床に座る → 立つを繰り返してみましょう。
これだけで、
・股関節
・体幹
・脚
・バランス能力
すべてが鍛えられます。
③できるだけ支えを使わない
最初は支えを使っても大丈夫です。
しかし、少しずつ
・手を使わない
・膝をつかない
ことを目指していきましょう。
これが究極の予防体操です。
まとめ|床から立つ能力が、健康を守る
転倒予防に最も大切なのは、転ばないことではなく、自由に立てる身体を維持することです。
床に座り、床から立つ。
この動作は、
・股関節
・体幹
・筋力
・バランス能力
すべてを整えます。
特別な運動は必要ありません。
忘れていた自然な動きを取り戻すだけです。
床に座り、床から立つ。
この習慣が、身体を整え、転倒を防ぎ、寝たきりを防ぎ、一生動ける身体をつくります。
今日から少しずつ始めていきましょう。
身体は、必ず応えてくれます。


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