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【腰痛の原因は“腰の奥の筋肉”かも?】腰方形筋が関係する腰痛と対処法

こんにちは。
今回は、腰痛の原因としてよく見られる「腰方形筋(ようほうけいきん)」についてご紹介します。
デスクワークや運転で長時間同じ姿勢が続く方、片足重心や足を組む癖がある方に特に関係の深い内容です。


◆ 腰方形筋とは?

腰方形筋は、骨盤から腰椎・肋骨に付着するインナーマッスルで、背骨を左右から支えるように存在します。
この筋肉は主に次のような働きを担っています。

  • 上体を横に倒す(側屈)
  • 腰椎を後ろに反らす(伸展)
  • 肋骨を引き下げる(呼吸補助)
  • 骨盤のバランスを取る(姿勢保持)

見た目ではわかりづらいですが、日常のあらゆる動作を支えている縁の下の力持ちです。


◆ なぜ腰方形筋が腰痛の原因になるの?

腰方形筋は硬くなりやすく、緊張が続くことで腰椎や骨盤にゆがみを起こしやすい筋肉です。
以下のような習慣で硬くなりやすくなります:

  • 長時間の座り姿勢(デスクワーク・運転)
  • 片足重心・足組み・カバンを同じ側で持つなどのクセ
  • 体幹(腹筋・背筋)の筋力低下

硬くなった腰方形筋は、骨盤や腰椎を引っ張り歪みを起こすため、他の筋肉や関節に余計な負担をかけ、腰痛を引き起こします。
血流も悪くなり、筋肉の疲労や痛みが慢性化する原因にもなります。


◆ 腰方形筋へのアプローチ方法

腰方形筋は身体の深部にあるため、ストレッチと姿勢改善が非常に重要です。

1. 自宅でできる簡単ストレッチ(片側ずつ行う)

  1. 横向きに寝て、下側の骨盤の下にクッションを入れる
  2. 下の脚は曲げ、上の脚は真っすぐ後方へ伸ばす
  3. 上の手を頭上に伸ばしてゆっくり呼吸(30秒〜1分)
  4. 反対側も同様に行う

このストレッチは、腰方形筋を無理なく伸ばし、リラックス状態へ導く方法です。寝る前などに行うと効果的です。

2. 姿勢を整えることも大切

猫背や反り腰など、悪い姿勢は腰方形筋に負担をかけ続けます
正しい姿勢を意識し、長時間同じ姿勢を取らないようにこまめに動くことも大切です。

3. 楽トレ・高周波EMSによるインナーマッスル強化

当院では、「楽トレ・高周波EMS」機器を使用し、腰方形筋を含むインナーマッスルへ深部からアプローチしています。
筋肉の柔軟性と強さを同時に高めることで、腰痛の再発予防や根本改善を目指せます。


◆ 腰痛を引き起こさない身体をつくるために

腰方形筋は腰の奥深くにあるため、痛みの原因だと気づかれにくい存在です。
ですが、この筋肉のケアを怠ると、慢性腰痛や姿勢の崩れ、運動パフォーマンスの低下にもつながります。

・長時間同じ姿勢を避ける
・セルフストレッチを習慣にする
・インナーマッスルを鍛える

この3つを意識するだけでも、腰痛の起きにくい身体へと変わっていきます。
腰痛でお悩みの方、最近動きがぎこちないと感じる方は、ぜひ腰方形筋ケアを始めてみてください。


▶ ご相談はお気軽に

腰痛がなかなか治らない、慢性化して困っているという方は、腰方形筋へのアプローチが必要かもしれません。
当院では、症状の根本を見極めた上で、あなたに合った施術・セルフケア指導を行っています。

お気軽にご相談くださいね!

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