たいようブログ

「国民病」とも言われる腰痛!その原因と改善のための簡単なセルフチェック

【腰痛は“国民病”】病院へ行くほどではないけど…その腰の痛み、実は“使い方”が原因かもしれません

「病院へ行くほどではないけど…」
「日常生活に支障が出るほどではないけど…」

そういった腰の痛みや違和感を抱えている人は、
日本で“約3,000万人以上”いると言われています。

つまり、腰痛は今や国民病です。


多くの腰痛は「原因を特定」できる時代

意外かもしれませんが、現代では多くの腰痛は原因を特定することができます。
病院で治療が必要な腰痛は 全体の約15%ほど
残りのほとんどの腰痛は、当院のような統合医療や運動療法で十分に改善可能です。

つまり――
腰痛の大半は、自分の体の使い方を変えることで良くなるものなんです。


腰痛の大きな原因は「腰の使いすぎ」

腰痛の原因で最も多いのは、
ズバリ 腰の使いすぎ

「いや、それ当たり前でしょ!」と思うかもしれません。
しかし本当に、ほとんどの人が “無駄に腰を使いすぎている” んです。

そして腰を使いすぎてしまう背景には、

  • がうまく使えていない
  • 股関節がうまく使えていない

この2つが大きく関係しています。


【胸の動きチェック】腰をひねっていない?

① 椅子に座り、腕を前で平行にして手を重ねる
② みぞおちから下を固定したまま、顔と胸だけを左右に回す

チェックポイント

  • 膝が前後に動いていないか?
     →動く場合、胸ではなく“腰でひねっている証拠”

胸が硬いと、本来胸が動くべき場面で腰が代わりに動いてしまいます。
これが腰の負担を増やす大きな原因です。


【股関節チェック】腰で脚を上げていない?

① お腹と腰に手を当て、腰をまっすぐ保つ
② その姿勢のまま、左右交互に膝を上げ下げする

チェックポイント

  • 股関節が硬いと足が上がりにくい
  • 腰で代償すると、膝が必要以上に高く上がる

股関節が動かないと、歩く・立つ・しゃがむ動作のたびに“腰だけが働く状態”になります。


腰は「動きやすく負荷がかかりやすい」部位

腰は胸や股関節と比べて、簡単に動かすことができます。
しかしその分、日常生活のあらゆる動作で負荷がかかりやすい

つまり多くの腰痛の正体は――

胸や股関節が動かず、結果として腰ばかり使いすぎている状態。

無意識のうちに腰を酷使してしまっているのです。


ストレッチと運動療法で“腰を使わない体”に変えていく

腰痛改善で最重要なのは、

「腰以外の筋肉をしっかり使える体」にクセづけること。

適切なストレッチや運動療法を続けることで、
胸や股関節がスムーズに動き、腰の負担が自然と減っていきます。

当院では、

  • 体の使い方を整える施術
  • 胸・股関節を動かす運動療法
  • 日常で腰を使わない動きの指導

を組み合わせて、**“動ける健康な身体づくり”**をサポートしています。

軽い腰の痛みも、そのまま放置すると慢性腰痛へと進行する可能性があります。
気になる方はぜひ一度、ご相談ください。

コメント