今日は反り腰について書いていきたいと思います。
「反り腰を治せば、すべてうまくいく!」
ちょっと大げさに聞こえたかもしれませんが、これはあながち間違いではありません。
反り腰が引き起こす不調の数々は、想像以上に多いのです。
✅こんな悩みありませんか?
- 慢性的な腰痛に悩まされている
- ダイエットしてもお腹がへこまない
- 姿勢が悪いとよく言われる
- 自分に合う運動がわからない
- YouTubeで運動を試しても変化がない
実はこれ、全部「反り腰」が関係している可能性があります。
【そもそも反り腰とは?】
反り腰とは、腰が不自然に反ってしまっている姿勢のこと。
大きく分けて2タイプあります:
- 🍑 アヒルタイプ:お尻が突き出ている姿勢
- 🪑 もたれかかりタイプ:骨盤が前にズレて猫背になりがち
これ、特に女性に多い傾向で、なんと現代女性の9割が反り腰とも言われているんです。
【反り腰が引き起こす不調の連鎖】
反り腰になると、腹筋がうまく使えず…
- お腹がぽっこり出る
- 脂肪がつきやすくなる
- 内臓が圧迫されて不調になる
- 自律神経が乱れる
- 腰が痛くなる
まさに、「土台」が崩れた状態です。
【インナーマッスルがカギ】
「腹筋」と聞くと、お腹を割るような運動をイメージするかもしれませんが、大事なのはインナーマッスル。
腹横筋、骨盤底筋、多裂筋、横隔膜…
これらは体幹を支える“家の柱”のような役割をしてくれます。
でも、車移動が増え、座りっぱなしの生活をしていると、この柱がどんどん弱くなっていくんです。
するとどうなるか?
- 体を支えられず、腰が反る
- 関節に負担がかかり、痛みが出る
- 姿勢が崩れ、呼吸が浅くなる
- 慢性の疲れやストレスも感じやすくなる
【反り腰を治すには】
では、どうすればいいのか?
結論から言うと、
「正しい身体の使い方」がカギです!
反り腰を治すには、
✔️ インナーマッスルを働かせる
✔️ 全身のバランスを整える
✔️ 無理な運動はしない
この3つがとても大切。
特に大事なのが、体の土台を安定させてから運動すること。
順番を間違えると、かえって腰を痛める原因にもなりかねません。
【体は変えられる】
私たちの体は「筋肉」が「骨格」を決めています。
筋肉や筋膜が変われば、骨格も変わる。
つまり、反り腰は改善できるんです。
この考え方を「テンセグリティ構造」と言います。
一部の筋肉のバランスが崩れると、全体が引っ張られてゆがみが出る。
逆に、バランスを整えれば、全体が自然と整うんです。
なので、まずは
インナーマッスルを鍛えることからやっていきましょう!
手軽に出来るインナーマッスルトレーニングとして
ドローインという呼吸法があります。
やり方は簡単!
① 仰向けで寝る(膝を立てるとやりやすい)
- リラックスして背中全体を床につける
- 両手はお腹の上に軽く乗せておく
② 鼻からゆっくり息を吸う(約3〜4秒)
- お腹を大きく膨らませるイメージで
- 胸ではなく「お腹と脇腹」に空気を入れるように
③ 口から細く長く吐く(約6〜8秒)
- お腹をぺたんこに凹ませながら吐く
- 吐ききった最後に「さらにお腹を凹ませる」意識
- 骨盤底をキュッと引き上げる感じがあると◎
④ これを5〜10回ゆっくり繰り返す
ポイントとして、以下の内容に注意してみましょう!
- 腰が反らないよう、背中は床にベッタリつける
- 首・肩に力が入らないようリラックス
- 慣れてきたら立位や座位でもOK
- 毎日1〜2セットからで十分
【整骨鍼灸院たいようで、できること】
当院では、反り腰改善のために
- トムソンテクニックで、脊椎骨盤の調整をする
- ストレッチで、動きやすい身体を作る
- 楽トレで、インナーマッスルを鍛える
- 自宅でできるセルフケア指導
を行っています。
どれも無理なく、自然に体が整っていくメニューです。
【まとめ】
反り腰は、見た目の問題だけでなく、
腰痛・不調・疲労感・代謝低下・メンタル不安定など、
実はあらゆる不調の原因になります。
ですが、正しい方法で取り組めば、体は必ず変わる。
「もう年だから」「何をやってもダメだった」
そんな方にこそ試してほしい。
気になる方は、LINEまたはお電話でご相談ください。
コメント