~本当の原因を知って、もう腰痛に振り回されない体づくりを~
「ずっと腰が重だるい」「立っているだけで腰が痛い」「整形外科では原因が分からなかった」…そんな慢性腰痛に悩まされていませんか?
日本には腰痛を抱える人が約3,000万人いると言われており、なんと2人に1人が腰痛持ちという時代。ですが、多くの方が「結局どうすれば治るのか分からない」と感じています。
今日は、慢性腰痛の真の原因を解剖学の視点から丁寧に解説し、あなたが**「もう大丈夫」と思える対策と、これからの付き合い方**をご提案します。
■ 慢性腰痛とは?
慢性腰痛とは、3か月以上続く腰の痛みのこと。多くは「非特異的腰痛」と呼ばれ、レントゲンやMRIで明確な異常が見つからないケースが多いですが、だからといって“原因不明”ではありません。
2019年の腰痛ガイドラインでは、より細かく分類・理解されるようになり、解剖学的な根拠に基づいた治療が進んでいます。
■ 解剖学で紐解く「腰痛の6つの原因」
腰痛は、「骨や関節」だけでなく、「筋肉・神経・内臓・血管」など多くの組織が関与している多層的な問題です。
1. 骨・関節由来
腰椎の関節にある関節包や脂肪組織が長時間の姿勢不良で圧迫・伸張され続けると、痛みのセンサーが反応し、腰の奥の痛みを引き起こします。
2. 筋・筋膜由来
筋肉の緊張が高まると、筋膜との間で摩擦が生じ滑走性が低下します。特に大腰筋や脊柱起立筋などが関わることで、重だるさや張り感につながります。
3. 神経系由来
猫背や長時間の座位姿勢では、椎間板内に神経が侵入しやすくなり、慢性的なヘルニア様の症状が起こることも。また、皮神経の滑走障害による殿部痛や脚のしびれも見逃せません。
4. 内臓系由来
腎臓や腸間膜の緊張が、大腰筋や腰方形筋に影響し、筋肉を介した腰痛が発生します。内臓からの関連痛も侮れません。
5. 血管系由来
長時間の立ち仕事や、腰の反りすぎで静脈のうっ血が起こると、組織がむくみ、重くてだるいタイプの腰痛が生じます。
6. 心因性由来
「この痛みは治らないかも…」という不安やストレスが脳に影響を与え、痛みが慢性化するケースもあります。これを恐怖回避思考と呼びます。
■ 腰痛は「構造 × 習慣」の積み重ねで起こる
痛みの原因は単独ではなく、筋肉+神経+内臓+心因的要素が複雑に絡み合っていることが多いです。
例えば、
- 姿勢の崩れ → 骨盤後傾 → 大腰筋の緊張 → 内臓の滑走不全 → 神経への刺激
このように、“悪循環の連鎖”を断ち切ることが慢性腰痛を根本的に解決する鍵です。
■ 「たいよう」での慢性腰痛アプローチ
当院「たいよう」では、解剖学的な知見と臨床経験をもとに、以下のようなアプローチを行っています。
✅ 問診・検査で“腰痛の出どころ”を特定
表面的な痛みではなく、どの組織に問題があるのかを丁寧にチェックします。
✅ 運動療法・脊椎骨盤調整で滑走性を回復
関節や筋肉・内臓・神経の動きの制限を取り除く施術を行います。
✅ 姿勢・生活習慣の指導
日常の動作やクセを見直すことで、再発しない体作りをサポートします。
■ 「腰痛は一生の付き合い」ではない
慢性腰痛は、適切な理解と対処で良くなります。
「たいよう」では、一時的な対処ではなく、根本的な原因からアプローチすることで、これから先も元気に動ける体づくりを応援しています。
もしあなたが「もう良くならないかも…」と不安を抱えているなら、
まずはお気軽にご相談ください。
一緒に、“動ける喜び”を取り戻していきましょう。
コメント