足のお悩みの中でも、多いのが「冷え性」です。
・靴下を履いても冷たい
・布団に入っても足が温まらない
・温めてもすぐ元に戻る
このような状態が続くと、
「体質だから仕方ない」
と諦めてしまっている方も多いのではないでしょうか。
しかし、冷え性は生まれつきの体質だけが原因ではなく、
身体の巡りが低下しているサインであるケースが少なくありません。
冷え性とは?
冷え性とは、血液の流れが悪くなり、
手足などの末端まで十分に温かい血液が届いていない状態を指します。
血液は、
酸素や栄養を運ぶだけでなく、
「体温」を運ぶ役割も担っています。
つまり、
血流が悪くなる=冷えやすくなる
という関係があります。
なぜ冷え性は起こるのか?
足の冷えが慢性化すると、
・むくみ
・肩こり
・腰痛
・月経不順、月経痛
・ホルモンバランスの乱れ
・しもやけ、しびれ
・冷えのぼせ
・不眠
など、さまざまな不調につながるといわれています。
実際に当院に来られる
腰痛や肩こりでお悩みの方の多くが、
同時に足の冷えも感じているケースが少なくありません。
その大きな理由のひとつが、
筋肉や筋膜のこり・癒着です。
筋肉は「血液ポンプ」の役割をしている
動脈は心臓の力で血液を送り出せますが、
静脈は筋肉の動きによって血液を心臓へ戻しています。
ところが、
・筋肉が硬くなる
・筋膜が癒着する
と、このポンプ作用がうまく働かなくなります。
すると、
血液が足に滞る
→ むくむ
→ 滞った血液が冷える
→ 冷え性になる
という流れが生まれます。
裏を返せば、
こりや癒着が取れると、血流は自然と改善していくのです。
冷え性を改善させるためには?
多くの方が、冷え性を改善させるために、
✔ 温める
✔ 靴下を重ねる
といったことを行っていると思います。
しかし、これらは、
「冷えている結果」を一時的にカバーしているだけで、
冷えが起こる原因そのものを変えているわけではありません。
たとえるなら、
水道管が詰まって水の出が悪いのに、
蛇口の先を温めているような状態です。
これでは、根本原因を改善できないので
いつまでも悩まされる結果になります。
なぜ根本改善になりにくいか?というと、
冷えの多くは、
・血流が悪い
・筋肉が硬い
・筋膜が癒着している
・自律神経のバランスが乱れている
といった
**「巡りの問題」**が背景にあります。
温めるだけでは、
👉 血液を「運ぶ力」
👉 血液が「流れやすい通路」
は変わりません。
一番大切なのは、
👉 血液が流れやすい身体をつくること
そのためには、
・筋肉の緊張をゆるめる
・筋膜の滑りを良くする
・身体のバランスを整える
ことがとても重要になります。
冷え性は「足だけの問題」ではなく、
身体全体の巡りの問題として考えることが大切です。
冷え性に効果的なツボ「足三里(あしさんり)」
冷え性によく使われる代表的なツボが
足三里です。
膝のお皿の下から指4本分下、
すねの外側にあります。
足三里は、
・胃腸の働きを高める
・血流促進
・疲労回復
などの作用があるとされ、
古くから鍼灸治療で用いられてきました。
実はこのツボ、筋膜とも深くつながっています
足三里は、
筋膜のつながりでいう
**身体の前側を走るライン(スーパーフィシャル・フロント・ライン)**上に位置しています。
このラインは、
足
→ 太もも前
→ お腹
→ 胸
→ 首
へと連なっています。
このライン上のどこかで
筋膜の癒着や硬さがあると、
足の血流にも影響が出ます。
つまり、
👉 足三里を刺激する
👉 前側ラインの筋膜を整える
ことで、
血流が改善し、冷え性の改善にもつながると考えられます。
当院の施術について
当院では、
● 局所施術
● 部分施術
● 全体施術
を、症状や目的に合わせて行っています。
局所施術では、
痛みのある部位に直接アプローチします。
部分施術では、
関連する筋肉や筋膜にもアプローチし、
回復を早めていきます。
さらに全体施術では、
身体全体のバランスを整え、
根本から改善を目指します。
実際に、
「冷え性が目的ではなかったけれど、
身体を整えていくうちに冷えが気にならなくなった」
という方は多くおられます。
また、
冷え性改善を目的に来院される方もいらっしゃいます。
まとめ
冷え性は体質ではなく、
身体の巡りのサインかもしれません。
温めるだけでなく、
身体の内側から整えることで、
冷えは変わっていきます。
冷え性でお困りの方も、
ぜひ一度、身体全体を整えることから始めてみてください。
整骨鍼灸院たいようでは、
動ける健康な身体づくりを通して、
冷えにくい身体づくりもサポートしています。
お気軽にご相談ください。



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