たいようブログ

梅雨のぎっくり腰に要注意!原因は「内臓の疲れ」から?

梅雨になると、なぜか腰が痛い…

雨が続き、ジメジメとした空気に包まれる梅雨の季節。

「なんとなく体がだるい…」
「寝ても疲れが抜けない…」
「最近、腰が痛む気がする…」

そんな不調を感じていませんか?

実はこの時期、ぎっくり腰や腰の痛みが増える傾向があります。
その原因には、湿気や気圧の影響だけではなく、意外な体の内側の疲れ=内臓の疲労が関わっている可能性があります。


🍽️ 食べすぎが腰に関係する?その理由とは

季節の変わり目や年末年始に「ぎっくり腰」が増えるのはよく知られています。
この背景には、食べすぎ・飲みすぎによる内臓の疲労があります。

ここで少し専門的な話になりますが、
人の体には**「内臓-体性反射(ないぞう-たいせいはんしゃ)」**という仕組みがあります。

これは、内臓に疲労がたまると、関係する筋肉や関節に信号が伝わり、痛みや緊張が生じるという体の防御反応です。


🌿 たとえばこんな経験、ありませんか?

  • ストレスが強いと胃が痛くなる
  • 胃の不調が続くと背中や肩が張ってくる

このように、内臓の不調が筋肉や関節に影響を与えることは、日常の中でもよく起こります。

特に梅雨時期は、胃腸の働きが弱りやすく、知らず知らずのうちに内臓が疲れていることが多いのです。


❓「でも、梅雨って食欲ないから食べ過ぎてないよ?」という方へ

たしかに、梅雨のようなジメジメとした時期には、「食欲がない」という方も多いでしょう。

しかし、ここに“隠れた落とし穴”があります。

✅ 冷たい飲み物やさっぱり系の麺類ばかりになる
✅ お菓子やスナックなど、軽く済ませるものに偏る
✅ 栄養バランスが崩れて、消化器に負担がかかる
✅ 間食が増えて、食事のリズムが乱れる

つまり、「食べすぎてはいないけど、内臓がしっかり休めていない状態」になってしまっているのです。


💧 さらに、梅雨は「水分不足」にもなりやすい

湿気が多いため、汗をかいても気づかず、体は“隠れ脱水”になりやすくなります

水分不足は便秘を招き、大腸に負担がかかります。
そして、大腸と神経的につながっているのが「腰の筋肉」。
このようにして、梅雨の体調変化が腰痛やぎっくり腰を引き起こすのです。


✅ 腰痛を防ぐ・和らげるために、今できること

この時期、体の声に耳を傾けてみましょう。
腰の痛みを感じたときは、次のような生活習慣を意識してみてください。

🌿 食事は腹八分目、温かく消化の良いものを選ぶ
🌿 冷たい飲み物やアイスの摂りすぎに注意
🌿 水分はこまめに補給する(常温の水やお茶がベスト)
🌿 発酵食品や野菜、食物繊維で腸内環境を整える
🌿 食事のリズムを整えて、間食を減らす


🌞 たいようからのひとこと

腰の不調は、体の外だけでなく「内側=内臓」から来ている場合もあります。
とくに梅雨時期は、体の巡りや消化機能が落ちやすいタイミング

「ぎっくり腰になりやすい方」「なんとなく腰が重だるい方」は、
ぜひこの時期の食事と水分を見直して、内側から整えてみてください。

当院では、ぎっくり腰治療や、内臓と筋肉のつながりを意識した鍼灸施術を行っています。
気になる症状があれば、お気軽にご相談くださいね。

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