たいようブログ

【農作業で足裏が痛い?】長靴と足底腱膜炎の意外な関係と対策

我が家の畑では、夏野菜がすくすくと育ち始めています。
みなさんの畑ではどうですか?

農作業での必需品といえば、長靴ですよね。
私も長靴を履いて、作業をしていますが、長靴をよく壊します。
きっと、山の中に入ったりと、酷使するからですかね?

今回は、竹やぶに入ったりするので、
すぐ壊れてもいい、安い長靴を買って履いていたら・・・

なんと、日にちがたつごとに、かかとに痛みが

おそらく、半日以上、急な坂を上り下りしていたので、
それがとどめをさしたのでしょうね。

「足底腱膜炎」になりました。

こういう時、治療家であることに感謝ですね。
本来なら、予想して予防すればいいのでしょうが

とりあえず、足底腱膜炎の治療を自分でしながら、ある対策をして、治しました。

ということで、今回、同じような症状でお悩みの方もおられるかもしれないので、そんな方に役立つ情報をお届けします。


長靴で足底腱膜炎になる理由とは?

そもそも、長靴を履いて足底腱膜炎になるのか?
農作業をされている方には共通して、「しゃがむ」「中腰になる」「長時間歩く」といった動作が日常的にあります。

これに加えて長靴を履くと、以下のようなリスクが生まれます。

✅ 1. クッション性がほぼない

長靴はゴム製で底が硬く、地面からの衝撃がダイレクトに足裏に伝わるため、足底の筋膜が炎症を起こしやすい。

✅ 2. アーチサポートがない

土踏まずを支える構造がないため、足のアーチがつぶれやすく、足底腱膜が引き伸ばされる状態になる。

✅ 3. 長時間のしゃがみ・中腰動作

この姿勢はふくらはぎ〜足底の筋膜を緊張させ続けるため、血流が悪くなり、炎症が起きやすくなる。


安い長靴になればなるほど、クッション性やアーチサポートがないものが多く、柔軟性もないので、足にかかる負担は大きくなります。

では、対策としてどうしたらいいか?

もちろん、そういった機能をもった、長靴もあるので、そういった長靴を買うのが一番だと思いますが、すでに買ってしまった・・・という人には、インソールがおすすめです。


インソールを入れたら劇的に改善!

私は、足底腱膜炎になり、すぐに市販の衝撃吸収タイプのインソールを長靴に入れました。
すると、足裏の痛みが軽減し、数日でほとんど気にならなくなりました。


なぜインソールが効果的なのか?

✔ クッション性UP

かかとや足裏全体にかかる衝撃を吸収してくれます。特に畑や田んぼのような凹凸のある地面ではその効果は絶大です。

✔ アーチサポート機能

土踏まずを適度に支えてくれることで、足底腱膜の過剰な引き伸ばしを防ぎ、炎症を軽減します。

✔ 正しい足の使い方に近づけてくれる

足が長靴の中でズレるのを防ぎ、安定した動きができるようになるため、負担が分散します。


同じ症状で悩んでいる方へ

農作業をされていて、

  • 朝、足裏がズキッと痛む
  • 長時間動いたあと、かかとがじんじんする
  • 土踏まずがつっぱるような感じがする

こんな症状がある方は、足底腱膜炎の可能性があります。
放っておくと、長引くこともあるので、早めのケアがおすすめです。
私も、やってしまった!と思ったその日から、治療を始めて、インソールもその日に買いに行きました。
おかげで、早期に改善させることができましたが、当院で治療をされている方は、痛くてもがまんしていて、ひどくなったり、治療をしていたけど、対策なしで過ごしていたりして、なかなか治らないという人がたくさんいます。

あれ?と思ったら、早期治療+早期対策が重要です。


当院でもサポートできます

たいようでは、足底腱膜炎に対して、

  • 足底の緊張を緩める手技
  • ふくらはぎ〜足裏のストレッチ指導
  • 血流改善の物理療法

これらを用いて、改善させていきます。

「最近、足裏が変だな?」という方は、お気軽にご相談ください!

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