たいようのつぶやき

姿勢と動作と腰痛の関係

普段、どんな姿勢で過ごしていますか?どんな動作を日頃していますか?
実は、普段の動作で、腰にどれくらい負担がかかるか、数値で示した研究があります。

まっすぐ立っているときにかかる腰椎への負荷を100とした場合、

・仰向けに寝る・・・20%
・立って腰を曲げた状態・・・150%
・物を持つ・・・220%
・座るとき・・・140%
・座って前かがみになるとき・・・185%

環境によって差はありますが、目安としては、こんな感じです。

実は、座っている時は、立っている時よりも腰にかかる負担は強くなります。
なので、長時間のデスクワークも、腰に負担がかかります。

とはいっても、普通は、体がうまく対応しているので、そこまで負担がかかっているように感じないですが、疲労や、長時間の同じ姿勢により負担が強くなれば、通常問題ない負荷でも、腰痛が起こるほどの負担になります。

また、通常でも、この負担が少しづつ、かかっているので、気をつけながら過ごす必要があります。

日頃から、腰痛を感じている人は、疲労などにより、負担がかかるようになっているので、定期的にケアを行うようにしましょう。

セルフケアとプロケアで、腰痛予防

日頃のケアは、セルフケアで、ストレッチや有酸素運動などの運動。また、負荷に対応するための筋力を鍛えつつ、食事や休養で、体の回復能力を促す必要があります。

しかし、それだけだと、不十分な場合があります。

もともと体が硬い人は、体を柔らかくするのに一苦労です。血流も悪く、体も正しく使うことが難しので、代償動作等により、おもっているストレッチが行えない場合があります。

そんな時には、

・骨盤や背骨等のゆがみを整える。
・全身をとりまく筋膜の緊張を整える。
・痛みの神経の興奮をやわらげる。
・体液の循環をうながす。
・体の状態に応じた骨格筋のバランスを調整をする。

といったことが大切で、これを行うのが、プロケアになります。

健康な体、動ける健康な体づくりをおこなうことで、腰にかかる負荷による負担を、最小限にして、回復しやすい体づくりをおこなっていきます。

腰の悩みも、ご相談ください👍

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