「病は気から」。
昔から日本で使われている言葉ですが、実はこの考え方は、心理学やメンタルトレーニングの世界でも大切にされています。
私は治療家として多くの患者さんと関わる中で、身体だけでなく「心の状態」が回復に大きく関わっていることを日々感じています。
今回は、私がメンタルトレーナーとしてもおすすめしている「クーエ療法」についてお話しします。
クーエ療法とは?
クーエ療法は、フランスの薬剤師 エミール・クーエ が提唱した自己暗示療法です。
人は自分が思っている以上に、自分自身にかけている言葉の影響を受けています。
たとえば、こんな言葉です。
- 「なかなか良くならない」
- 「また痛くなるかもしれない」
- 「自分はもう歳だから仕方ない」
- 「どうせ無理だ」
こうした言葉を繰り返していると、意識は自然とその方向へ向かっていきます。
反対に、
- 「少しずつ良くなっている」
- 「身体は回復している」
- 「今日も元気に過ごせている」
- 「きっと大丈夫」
こうした言葉は、心や身体を前向きな方向へ導いてくれます。
クーエ療法の有名な言葉
クーエ療法には、世界中で語り継がれている有名な言葉があります。
毎日あらゆる面で、私はますます良くなっている
とてもシンプルですが、100年以上経った今でも、世界中で大切にされている言葉です。
不調がある人は、もっと具体的でもOK
この言葉をそのまま使うのも良いですが、自分の気になっている症状や、改善したいことを具体的に言葉にしてもかまいません。
- 「肩の痛みが楽になってきている」
- 「腰が軽くなってきている」
- 「ぐっすり眠れるようになってきた」
- 「身体が元気になっている」
さらに、すでにそうなったかのように言い切る形もおすすめです。
- 「肩がみるみる楽になりました」
- 「腰が軽くなりました」
- 「元気に歩けています」
健康な人は、健康を喜ぶ
クーエ療法は、不調がある人だけのものではありません。
今、症状がない方は、こんな言葉を使ってみてください。
- 「今日も健康です」
- 「元気に仕事ができています」
- 「健康な身体に感謝しています」
- 「今日もご機嫌に過ごせています」
私たちはつい、足りないものや悪いところばかりに意識が向きがちです。
でも、健康で過ごせていること自体が、本当は素晴らしいことなんですよね。
鏡に向かって、自分に語りかける
おすすめなのは、朝の身支度のときや、夜寝る前に、鏡を見ながら声に出してみることです。
最初は少し照れくさいかもしれません。
👉 人は毎日、誰かと会話をする以上に、自分自身と会話をしています。だからこそ、自分にどんな言葉をかけるかは、とても大切なんです。
本当に効果はあるの?
もちろん、言葉だけですべての病気や痛みが治るわけではありません。
骨折した骨が言葉だけでくっつくわけではありませんし、必要な治療や施術が大切な場合もあります。
しかし、心と身体は密接につながっています。
不安や恐れ、ストレスが強い状態では、身体も緊張しやすくなり、本来持っている回復力が十分に発揮されにくくなることがあります。
反対に、
- 「良くなっている」
- 「回復している」
- 「大丈夫」
こうした前向きな言葉やイメージによって心が落ち着くと、身体も回復しやすい状態になっていきます。
実際に、クーエ療法や自己暗示によって症状が改善した事例もあり、中には症状が大きく軽減したり、回復につながった方もいます。
スポーツの世界でも、成功している自分をイメージしたり、前向きな言葉を繰り返したりするメンタルトレーニングは、広く活用されています。
治療家として、私が大切だと思うこと
治療家として感じるのは、回復していく人ほど、
- 「きっと良くなる」
- 「少しずつ前進している」
という考え方を持っていることが多い、ということです。
もちろん、治療や施術、運動、食事、睡眠なども大切です。
でも、それと同じくらい、自分にどんな言葉をかけるかも大切だと、私は思っています。
まとめ|言葉も整えていきましょう
身体を整える。
心を整える。
そして、自分にかける言葉を整える。
これも、健康づくりの大切な一歩です。
今日からぜひ、
毎日あらゆる面で、私はますます良くなっている
あるいは、
- 「私は健康です」
- 「肩が楽になっています」
- 「今日も元気です」
そんな言葉を、自分自身にプレゼントしてみてください。
身体と心を整えながら、今日もご機嫌に過ごしていきましょう。🌞
心と身体、どちらも整えませんか?
三次市の整骨鍼灸院たいようでは、身体の施術に加えて、メンタル面のサポートも大切にしています。「最近なんだか疲れが抜けない」「気持ちが沈みがち」そんな方も、お気軽にご相談ください。
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